
握力が無くなってきてコップを落としてしまうことが増えた。



「むせ」があるので飲み物を飲ませる時に誤嚥性肺炎にならないか心配。



持ちやすいコップやむせにくいコップなど、介護用のコップも種類が色々ありますよ。
- 握力が低下している方やリウマチの方でも持ちやすい取っ手が大きなコップ
- 飲み込み時にむせを軽減するコップ
など、介護用のコップには色々種類があります。
この記事では、介護用のコップについてご紹介したいと思います。
高齢になるほど水分摂取は大事
人間は加齢とともに体内の水分量が減少し、喉の渇きも感じにくくなっていくようです。
水分はしっかり摂りたいけど、リウマチや握力低下などでコップが持ちにくかったり、むせが出やすいといった理由から水分をとることが億劫になることもあります。
また、高齢になってくると一日のうちにトイレに行く回数も増えやすいので、「トイレの回数を増やしたくない」と思う方は特に水分摂取量が少なくなってしまいます。
そうなると、脱水症や熱中症を起こしやすくなるので注意が必要です。
紹介したい介護用のコップ4選
①取っ手が大きくもちやすいコップ
握力が弱ってきたり、リウマチで手指の関節に負担を掛けられないという方でも持ちやすいように取ってが大きくなっているコップが介護用のコップには多いです。
②目盛り付きコップ
どれくらい水分を取ったかを視覚でしっかり把握しやすくする為に、コップに目盛りが付いています。
目盛り付きコップを使うことで、水分摂取量の記録を取りやすくするメリットがあります。
③むせを軽減するコップ
コップに入った飲み物を飲んでいく時には、段々と顎を上げていく動きになると思います。
顎を上げた状態は、喉と気道が一直線になるので、飲み物が気道に入りやすくなりむせやすくなるので注意が必要。
それを解消するコップが下記のような商品になります。
④寝たままでも飲みやすいストローコップ
体を起こして水分を摂ることが難しい時にはストローを使って飲むと飲みやすいですが、硬いストローだとそれでも飲みにくいと思います。
そんな時に便利なのがストローがシリコン製で柔らかく、コップに蓋も付いているストローコップです。
まとめ
高齢になるにつれて喉の渇きが感じづらくなるので、脱水症への注意が必要になります。
普通のコップを使って飲みにくいと感じている方や、一日の水分摂取量を計測したいという介護者はぜひ介護用のコップを試してみてください。
介護用のコップには高齢者の体に配慮した工夫が施されたものが色々あるので、有効に活用していきましょう。
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