シャワーボトルは専門品?100均で代用?自作?おすすめはコレ!

ふくし
福祉用具専門相談員
福祉用具専門相談員15年目のふくしです。
出来ないことが出来るようになる商品・介護の助けになる役立つ商品は数多くあるけど、家族・サービス提供者を含め、介護の現場では知らない人が多いと実感。
少しでも利用者・介護者の負担やストレスを減らせるよう効果的な機能の活用方法や色々な介護用品を紹介していきたいと思っています。

排泄後に陰部をキレイにし清潔を保つ為に便利なシャワーボトル。皆さんは何を使っていますか?

鈴木さん    (介護者)

シャワーボトルはペットボトルで作ればいいって聞いたけど、それでうまく使えるの?

高橋さん    (介護者)

使いやすいシャワーボトルは?

こんなこと気になったことがありませんか?

シャワーボトルは介護用として売っている商品だけでなく、代用できるものがありますし、自作することもできます。

そこでこの記事では、陰部洗浄だけでなく洗髪などにも利用されるシャワーボトルについてご紹介したいと思います。

ふくし

この記事はこんな方にオススメ!

・おすすめのシャワーボトルを知りたい方
・シャワーボトルを100均商品で代用できないか考えている方
・シャワーボトルを自作しようと考えている方

目次

シャワーボトルとは、主に介護や医療の現場で、おむつを使用される方の陰部洗浄の際や入浴ができない方の洗髪の際などに使用されるもの。

ボトルの先に付いているキャップに穴が開いていて、ボトルを握るとシャワーのように水が出てくるようになっています。

シャワーボトルがあると便利なのは、以下のようなときです。

  • ベッド上で排泄後に陰部洗浄をする時
  • ポータブルトイレで排泄後に陰部洗浄をする時
  • 入浴できない方の頭や体を洗う時
ふくし

これらの場面ではシャワーボトルは非常に有効で、利用者・介護者双方のストレス軽減に繋がります。

シャワーボトルを購入する場合は、介護用などの専門品を買うか、100均でシャワーボトルの代わりになるものを買うかという選択肢があります。また、シャワーボトルは購入するだけでなく、自作することもできます。

購入(専門品、100均商品)と自作、それぞれのメリット・デメリットを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

専用のシャワーボトルを購入する

陰部洗浄や洗髪を目的として作られた専用のシャワーボトルは、300~500mlのボトルに複数の穴が計算されて配置されたキャップが付いています。

先端部分(ノズル)は程よく角度が付いているものや、角度を自在に変えられるようジャバラになっているものがあり、ベッド上での陰部洗浄でもポータブルトイレ使用時の陰部洗浄でも使いやすくなっています。

メリットデメリット
洗浄力が高い。
先端部分に角度が付いているので使いやすい。
購入に1000~2000円前後かかる

100均の商品で代用する

100均に売っているものでシャワーボトルの代わりになるものがあります。

それは、お好み焼きなどにマヨネーズやソースを線状にかける為のクッキングボトルです。

小さい穴が3~5個ほど並んで開いているので、シャワーのように水を出すことができ、シャワーボトルとして代用することができます。

メリットデメリット
少額で購入できる。先端部分がまっすぐなので使いづらい時がある。

ペットボトルを使ってシャワーボトルを自作する

使い終わったペットボトルを使用してシャワーボトルは作れます。

桐や釘とハンマーなどを使ってペットボトルのキャップに穴をいくつか開けてシャワーボトルとするのですが、桐を斜めに刺して穴を開けたりするなど、穴の開け方次第ではきれいなシャワーの形にならないことも。

使い終わったペットボトルを使うのでお金はかかりませんが、作る手間がかかります。

メリットデメリット
お金がかからない。
穴の数や位置を自由に変えられる
作る手間がかかる。
ペットボトルなので給水口が小さく水が入れにくい。
先端部分がまっすぐなので使いづらい時がある。
ふくし

ペットボトルで作ったシャワーボトルを使っている方は時々見かけます。

「専用のシャワーボトル」

「クッキングボトルで代用したシャワーボトル」

「自作したシャワーボトル」

どのシャワーボトルを使用しても「拭くだけ」よりは清潔になります。

ですが、やはり専用のシャワーボトルが一番使い勝手は良いでしょう。

その理由として、

  • キャップに開いている穴の数が多いので、穴の数が少ないものと比べると洗浄力が上がる。
  • 穴の大きさが小さく水圧が高いので洗浄力が高い。(穴の大きさが大きいと水圧が下がってしまいます)
  • ノズルの角度が程よく曲がっていたり、ノズルの角度を自在に変えることができるので、下から上に向かってシャワーを当てやすい。

が挙げられるからです。

特に「排便後」の陰部洗浄に関していえば、専用のシャワーボトルの方が洗浄力が高いので少ない水で楽にきれいにすることができると思います。

「効率よく介護をしたい」「とにかく介護ストレスを減らしたい」という方は、専用のシャワーボトルを強くおすすめします。

私は介護の現場で看護師やヘルパーと会う機会も多いですが、その方たちから評判の良かったシャワーボトルを3つご紹介します。

【リッチェル】おしりシャワー300

介護用品やベビー用品を数多く展開している株式会社リッチェルのおしりシャワー300は、シンプルで使いやすいと人気の商品です。

特徴
  • ノズル先端に円を描くように穴が6個空いている
  • ノズルが上向きなので、水を入れたまま横向きに置いても水がこぼれにくい
  • ノズルの角度が、陰部洗浄の際に洗いやすい角度になっている
  • 容量は300ml
ふくし

この後に紹介する2商品と違いジャバラがないので、破損の心配が少ないのも良いですね。

【リッチェル】シャワぞう

おしりシャワー300と同じ株式会社リッチェルの商品で、こちらも評判は良いです。

おしりシャワーを進化させたようなシャワーボトルで、ノズルの角度を自由に変えられたり、噴射口の種類を選べるようになっています。

特徴
  • 噴射口が「シャワー」と「ストレート」の2種類あり、噴射パターンを選べる
  • 「シャワー」は縦横3個ずつ計9個の穴が空いていて優しく洗い流し、「ストレート」はちょっと大きめの穴が1個空いていて強い水圧で洗い流せる
  • ジャバラ付きノズルなので、ノズルの角度を自由に変えられる
  • ノズルを止水に切り替えることもできるので、携帯にも便利
  • 容量は450ml
ふくし

ヘルパーから「ノズルの角度を変える回数が多くなってくると、ジャバラが破損してしまわないか心配」という声はありました。

【アルファメディカル】シャワーボトル

福祉用具の貸与・販売や居宅介護支援事業所もやっている有限会社アルファメディカルが作ったシャワーボトル。

25年以上前から販売されていて、密かな稼ぎ頭になっている商品だそうです。

特徴
  • 噴射口は穴が2列に並んでいて、上段5個・下段3個の計8個の穴が空いている
  • 横に長い噴射口なので、一度に広範囲を洗いやすい
  • ジャバラ付きノズルなので、ノズルの角度を自由に変えられる
  • 容量は450ml
ふくし

実際に介護現場で仕事をしている会社が作っているから、現場の声を実現できてロングセラーになっているんですね。

シャワーボトルは購入・自作どちらでも有効に使うことができます。

とにかく介護の負担を減らしたい方は専用のシャワーボトルを、とにかくお金をかけたくない方はまずはシャワーボトルを作ってみて、問題なく使えそうならそのまま使いましょう。

この記事を参考にして、どのシャワーボトルを使うか考えてみてください。

コメント

コメントする

目次