【悩み】シャワーチェアを使うと風呂おけが使いづらい

ふくし
福祉用具専門相談員
福祉用具専門相談員14年目のふくしです。
役に立つ介護用品や便利な機能が色々あるのに、介護の現場では知らない人が多いと実感。少しでも介護者の負担やストレスを減らせるよう効果的な機能の活用方法や色々な介護用品を紹介していきたいと思っています。
堤さん    (利用者)

シャワーチェアを使うようになって立ち座りは楽になったが、風呂おけは床に置くので使いづらくなった。

ふくし

そんな時に役立つ商品、ありますよ。

今回は、シャワーチェアを使っても風呂おけを使いやすくする商品をピンポイントで紹介します。

目次

仕事で利用者宅の浴室を見ると風呂おけが置いてあることが多く、使っている浴用イスも高さの低いものを使っていることが多いです。

高さの低い浴用イスであれば風呂おけを床に置いても使いやすい。

一方、シャワーチェアは立ち座りがしやすいように座面の高さが高めなので、風呂おけを床に置くと非常に使いづらくなります。

洗い場での立ち座りを楽に安定して行えるようにする為にシャワーチェアは重宝しますが、風呂おけとの相性はイマイチ。

風呂おけを置ける棚があればいいですが、そのような棚が無いことも多々あります。

「シャワーチェアを使っているが、風呂おけも床に置いて使っている」

そんな方は、シャワーチェアからの転落に注意が必要です。

体を洗っている最中に床に置いた風呂おけを使用する時は、体に泡が付いている状態で滑りやすくなっているので特に注意が必要になってきます。

座位姿勢の不安定な方に限らず転落リスクは高まるので気を付けましょう。

シャワーチェアを使いながら風呂おけも使う時は、風呂おけを高い位置に置きたい。

シャワーチェアを使うまで使っていた高さの高い浴用イスがある方はその浴用イスに風呂おけを置く方もいます。

それで問題なく使えればいいですが、風呂おけが落ちやすかったりもします。

そこで有効なのが「湯おけスタンド」です。

シャワーチェア使用時に風呂おけを使いやすくする為の商品になります。

ふくし

前かがみになるのがつらい方や腰に不安がある方にもぜひ。

高さは「34cm」と「44cm」の2種類あるのでイスの高さに合わせて選んでください。

風呂おけを置くところには縁が付いているので、風呂おけがスタンドから落ちる心配がありません。

シャワーチェアを使っていても風呂おけを使いたい方はいらっしゃいます。

入浴時は滑りやすくなるので、「湯おけスタンド」を使って少しでも転倒転落リスクを下げ、安全安楽に入浴していただけたらと思います。

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