介護の仕事をしていると、脳卒中などで片麻痺となってしまった方に福祉用具を提供することも多いです。
片麻痺になると家族のサポートは大きな助けになりますが、車椅子生活で一人暮らしをされている方もいます。(実際に担当したこともあります)
堤さん (利用者)体が思うように動かなくても、できる限り自分でできることはやって、家族への負担を減らしたい。



実際言葉にしなくても、こう思われている方は多いと思います。
そこでこの記事では、片麻痺の方が食事や調理を行う際に役立つ商品を25個ご紹介したいと思います。



この記事はこんな方にオススメ!
・片麻痺でも食事を行いやすくする商品を探している方
・片麻痺でも調理をしやすくする商品を探している方
食事・調理の際、片麻痺の方に役立つ商品 25選
食事を摂ることは、日々の生活の中でも楽しみにされている方は多いでしょう。
でも食事は「箸でつまむ」「スプーンですくう」「お椀を持つ」というような小さな動きが多くあり、特に利き手が麻痺してしまっているとうまく食べられず、ストレスを感じやすくなります。
また、片麻痺の方でも生活していくには調理もしなければならないという方もいると思いますが、片手での調理はなかなか大変です。
片麻痺の方が、食事・調理の際に役立つ商品をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
取っ手付きのお椀
お椀を持つ時に、特に味噌汁などの液体が入っていると片手ではこぼしてしまいそうで不安という方はいるでしょう。
そんな悩みを解消するのが「取っ手が付いているお椀」です。
お椀にコップのような取っ手が付いているので、簡単に掴めて安定感をもって持ち上げることができます。
また、取っ手を掴めなくても取っ手を手に引っかけるようにして持つこともできるので、さまざまな方に使えるようになっています。
お椀を楽に安定して持ちたい時には、この取っ手付きのお椀をオススメします。
【カノー】らくらく汁椀
漆器の製造・販売をしている会社から出ている汁椀です。
汁椀をテーブルに置くと、持ち手部分もテーブルに接地するようになっているので設置面積が増えて安定感があります。
また、持ち手の内側は少し凸凹していてるので、持ちやすいのも特徴。



冷めてもそのまま電子レンジに入れて温められるので、温め直しが楽なのもいいですね。
柄のないシンプルな木目調とおしゃれで高級感のある桜柄があるので、好みに合わせて選べます。
- 持ち手を含まないお椀のサイズは直径10.5cm(持ち手を含むと13.6cm)
- 持ち手内側には指当たりの良い凹凸あり
- 置いたときに持ち手がテーブルに接地するので安定感がある
- 電子レンジ、食洗機、乾燥機の使用が可能
【スケーター】木目持ちやすいシリーズ
木目もちやすいシリーズには、ハンドル付きの茶碗と汁椀があり、直径や高さが違うのでそれぞれ使いやすい設計になっています。
電子レンジの使用も可能で、温めた後でも器は熱くなりにくいので安心して使えます。
また、軽量で割れにくいプラスチックで作られていますが、木目デザインで温かみがある仕上がりになっています。



シンプルで落ち着いた色合いもいいですね。
- サイズは茶碗の直径が10.4cm、汁椀の直径が11.4cm
- 軽くて丈夫なプラスチック製で、レンジ加熱後も熱くなりにくい
- あたたかみのある木目調デザイン
- 電子レンジ、食洗機、乾燥機の使用が可能
すくいやすいお皿
利き手が片麻痺になってしまうと、食事は箸よりもスプーン・フォークを使う場面が多いと思います。
皿の上に食べ物が少なくなってくると、スプーンやフォークではなかなかすくえずイライラとすることも。
その問題を解消させるのが、「反り返しの付いたお皿」です。
食器の縁が内側に湾曲していて反り返しが付いているので、スプーンを食器に沿わせながら上げていくと、自然と食べ物がスプーンの上に乗るという仕組み。


なので、反り返しの付いたすくいやすいお皿を使えば、片手でも最後まで食べきることができます。
浅い皿から深い皿、小鉢まで色々な形がありますので、普段食べ物のすくいにくさを感じている方やよくこぼしてしまうという方にオススメです。
【スケーター】木目すくいやすいシリーズ
木目すくいやすいシリーズは、ボウル型、プレート型、一皿にいろんな種類の食べ物を乗せられる仕切りプレート型など、種類がいくつかあります。
皿の裏面には滑り止めが付いているので、皿を手で押さえなくてもすくいやすい。また、縁が広めになっているので持ちやすいのも特徴。
落としても割れにくいプラスチック製だけど、電子レンジ・食洗機・食器乾燥機が使用可能で、レンジ加熱後でも熱くなりにくく使いやすい。



樹脂素材だけどあたたかみのある木目調のデザインがいいですね。
- 返りがありスプーンですくいやすい
- 裏面には滑り止めが付いている
- 軽量で割れにくいプラスチック製
- 縁が広めなので持ちやすい
- 仕切りプレートもある
- 電子レンジ、食洗機、乾燥機の使用が可能
- レンジ加熱後も熱くなりにくい
- 消毒、漂白は不可
【リッチェル】使っていいね!すくいやすいシリーズ
使っていいね!すくいやすいシリーズは、皿の内側すべてに反り返しがあるのでどこからでもすくいやすいし、皿の底が四角い形をしているので、食べ物を集めやすいのも特徴。
皿の裏面には滑り止めが付いているので、皿を手で押さえなくてもすくいやすくなっています。
また、落としても割れにくいプラスチック製だけど、電子レンジ・食洗機・食器乾燥機、煮沸消毒・薬液消毒が可能なので扱いやすいです。



扱いやすい食器は介護者側にも助かりますね。
- 皿の内側すべてに反り返しがあり、すくいやすい
- 裏面には滑り止めが付いている
- 皿の底が四角い形をしているので、食べ物を集めやすい
- プラスチック製
- 電子レンジ、食洗機、乾燥機の使用が可能
- 煮沸、薬液どちらの消毒も可能
【朝日化工】ユーディーウェーブ深皿
ユーディーウェーブ深皿は、皿の内側すべてに反り返しがついているので、どこからすくってもすくいやすいのが特徴。
電子レンジ、オーブンレンジが使えるうえに、食洗機、乾燥機だけでなく煮沸消毒、酸素系漂白、塩素系漂白も可能なので、使う時・洗う時に何も気にすることなく使える。



真っ白な器なので料理がよく栄えるのもいいですね。
- 皿の内側すべてに反り返しがあり、すくいやすい。
- 重ねて収納できる(各サイズごとの積み重ねも可能)
- 3箇所のウェーブで水切れが良い
- 一般の陶磁器に比べて強く割れにくい強化磁器
- 食洗機、乾燥機、電子レンジ、オーブンレンジ、全て使用可能
- 煮沸消毒可能で、塩素系漂白・酸素系漂白どちらの漂白も可能
【アメックス熊本】夢食器虹彩
介護用食器は、割れにくいプラスチック素材だったり、見た目がちょっと子供っぽく見えたりするものが結構多いですが、「こういうお皿はどうしてもイヤだ」という方には『夢食器虹彩』がオススメ。
この商品は陶器で出来ていて、色も落ち着いているので、高齢者に受け入れられやすい見た目をしています。
また、作業療法士・病院スタッフが考案したもので「食べやすい・すくいやすい・こぼれにくい設計」になっているので安心。
- 有田焼の窯元で焼きあげた食べやすい、すくいやすい、こぼれにくい食器
- サイズが豊富(色によってサイズが違っている)
- 高さ・深さ・曲り角度を追求して作られている
- 電子レンジ、食洗機、乾燥機の使用が可能
【ピジョン】自分で食べるミールキャッチ
この商品はお皿ではなく、お持ちのお皿に取り付けて食べ物をすくいやすくする商品です。
それが「自分で食べるミールキャッチ」というシリコンゴムでできたものです。
直径11~16cm、縁の厚みが2~3mmの食器に取り付け可能なので、ちょっと大きめのお皿まで付けられると思います。
また、耐熱温度が200度なので食器洗い乾燥機を使うことができるのも嬉しい点です。



食器までは買いたくないという方にピッタリ。
利き手でなくても簡単に使える箸
片麻痺になっているのが利き手側だと、箸を使うことはすごく大変になります。
利き手ではない方の手で箸を使ってみたことがある方はいると思いますが、かなり難しいうえに手がすごく疲れてしまいますよね。
そうなると、スプーンやフォークを使うという選択肢が出てきますが、蕎麦やうどん、刺身、漬け物などは箸で食べるのとスプーンやフォークで食べるのではちょっと気持ちが違う気がしませんか?
箸で食べる方が、なんとなく美味しく感じる。そんなこともあります。
実際に、スプーンから箸に変えられた方に「食事への前向きさ」「体重増加」が見られることがあるそうです。
利き手でなくても簡単に使える箸を使えば、食べ物がなかなか掴めずイライラすることも減らすことができます。
日本の食文化でもある「箸」を使って、毎日の食事を楽しみましょう。
【ウインド】箸ぞうくん
1995年から箸の研究開発をしている会社から販売されている「箸ぞうくん」は医療・介護業界では有名な箸かと思います。
脳梗塞で入院した直後の手の指は動かないことが多く、その時の手の形は睡眠中の力の入っていない手の形と同じだそうです。箸ぞうくんは、その手の形で箸を持てるよう考えられているので、あとは指だけ軽く動かせれば使えるようになっています。
ピンセットのようにつまむだけで箸先がしっかりと合って簡単に掴めますし、利き手ではない手で使っても手が疲れにくいのが特徴です。



私も過去に何十本と箸を販売していますが、箸ぞうくんシリーズは断トツで売れています。
右手用と左手用があるので購入する際は注意してください。
- がっちりと剛性のある構造で箸先がクロスしない
- 箸先内側のつまむところは平面になっているので、接触面積が大きくがっちりと掴みやすい
- 持った時に滑らないように滑り止めがついている
- 医学的にも理にかなった形が手の中で安定したポジションを作るので、あとは軽く指を動かすだけ
- 食洗機、乾燥機の使用が可能
- 箸先とグリップには抗菌剤を練り込んでいるので衛生的
この会社は箸ぞうくんの他にも、利用者の症状や感覚に合わせて選べるように、いろいろな箸・スプーンを作っていて、ホームページにはどれを使えばいいかがわかりやすい早見表も載っているので、参考にしてみてください。有限会社ウインド ●初めての方へ●
【ウインド】箸ノ助+(プラス)
使いやすさだけでなくデザインにも力を入れた箸で、グッドデザイン賞を受賞している商品です。
「箸ぞうくん」は使いやすいが、「いかにも感があるので、できたらもっと普通のお箸に近いものを」「外で使う時には目立たないように」などとお思いの方に選ばれることが多い商品です。
掴みやすさはというと、箸ぞうくんと同じように、箸先内側のつまむところは平面になっているので掴みやすくなっています。



「使いやすさとデザイン」のバランスの取れた商品になります。
- 介護用らしくないシンプルなデザインと質感
- 箸先内側のつまむところは平面になっているので、接触面積が大きくがっちりと掴みやすい
- 左右どちらの手でも使用可能
- 食洗機、乾燥機の使用が可能
- 抗菌プラスチックで安心
【ピジョン】使いやすいお箸
1970年代後半から介護用品を展開している会社から販売されいてる箸で、ピンセットタイプの掴みやすい箸ですが、箸を繋いでいるクリップ部分から箸だけを取り外すことができます。
なので、箸とクリップ部分を別々に洗えるので衛生的に使えるというのが特徴。
また、箸がクリップで繋がっているので、利き手でなくても箸先を合わせやすいし、箸先も滑りにくい加工がされています。
握力が弱くなってきたり、細かい動作が不自由な方にも使えます。
- クリップ付きなので箸先を合わせやすい
- 箸先は細かな凹凸があるシボ加工なので、つまんだ食べ物がすべりにくい
- 左右どちらの手でも使用可能
- クリップ部分は取り外しでき、箸を抜いて洗えるので衛生的
- 食洗機、乾燥機の使用が可能
- クリップ部分は塩素系の消毒液、漂白剤は使用不可
- クリップは他の箸には使用できません
持ちやすいスプーン
片麻痺でも動かしづらさがあったり力が入りにくかったりする感じで、少しは手を動かせるという方は、麻痺が利き手側だった場合、頑張って利き手で食事をされる方も多いと思います。
そんな時、普通のスプーンだとまっすぐなので食べ物を口まで運ぶことが難しかったり、持ち手が細くて握りにくかったりします。
そこで活躍するのが、「曲げられるスプーン」や「柄の太いスプーン」などです。
これらを使えば利き手で食べられるようになることも多いので、食事に対する気持ちも少し上がるかもしれません。
また、普段は箸で食べていたものをスプーンで食べるということに抵抗感がある方もいると思いますが、毎日使いにくい箸を使ってストレスが溜まり食事を楽しめなくなると、生活の質を下げてしまいますので、食事を楽しむことを優先に考えてスプーンを使ってみるのもいいと思います。
【斉藤工業】オールステンレスハンドルシリーズ
介護現場で自助具としてよく使われているスプーン・フォークです。
スプーンの首の部分が曲げられるようになっていて、持ち手の太さもいくつか種類があり、且つスプーンの先の大きさも大と小があります。
持ち手部分はスポンジで、「太めの丸型」「細めの丸型」「楕円形」と3種類の太さ・形があるのも特徴。
首の部分は食べ物を口に運びやすい角度に自由に曲げることができるので、それぞれの状態にあった角度に仕上げることができ、食事をサポートしてくれます。



スプーンとフォークが一体になった兼用タイプもあるので、兼用タイプをお探しの方にもどうぞ。
バリエーションが豊富なシリーズなので、希望の組み合わせが見つかりやすいのもいいですね。
- 首部分が自由に曲げられる
- 持ち手がスポンジなので、手に負担が掛からない
- 持ち手の太さや先部分の形状・大きさなど、いくつか種類がありバリエーションが豊富
- 持ち手(スポンジ部分)は取り外せるので、洗う時はスプーン本体だけで大丈夫
- 食洗機、乾燥機の使用が可能(本体部分のみ)
- 煮沸消毒可能



バリエーションが豊富で使いやすく、介護業界では大人気シリーズです。
【青芳】ウィル・ファイブ スプーン
持ち手を自由な形に変えられるスプーンとしてロングセラーの商品です。
グリップに使われている「形状記憶ポリマー」は、温めると柔らかくなり冷やすと硬くなるので、ひとりひとりの手に合ったグリップが自宅で作れるようになっています。
この商品は特に、指があまり動かせなかったり握力が弱かったりする方に有効で、指(手)にはめるように形作れば手を握れなくても使用できます。
- 形状記憶ポリマーで、ぴったりフィットしたグリップが作れる
- 首部分が自由に曲げられる
- 煮沸消毒・食洗機・電子レンジは使用不可
お皿などを滑らないようにするマット
片手だけでご飯を食べるとなると、食器を持ち上げることができません。
食器を置いたまま食べると、特に食べ物をすくう時には食器が動いてしまいやすいので、食器を倒したり落としたりする可能性が出てきます。
そんな悩みを解決するのが、食事用滑り止めマットです。
食事用滑り止めマットの上に食器を乗せれば、食器が動かなくなります。これだけで、手で食器を押さえずに食べ物をすくっても安定してすくえるようになります。
食べ物を取ろうとするたびに「食器を倒してしまわないよう気をつけないと」と思っていたら、楽しく食べられないですよね。
そんなストレスを軽減する為に、食事用滑り止めマットを使って食事を楽しめるようにしましょう。
【台和】ノンスリップマット
滑り止め効果の高いシリコン樹脂でできているので、器をしっかりとグリップし片手での食事を助けてくれます。
また、シリコン樹脂で柔らかいので、くるくる丸めて細くすればカバンにも入れやすく、外食時にも使いやすいです。
使い方はランチョンマットのように敷いて、その上に食器を置くだけ。誰でも簡単に手間なく使えます。
ちょこっと使いに欲しい方には、ミニサイズ(形は四角ではなく円形に近い形)もあります。
- 食事用テーブルなど平らな面にマットを広げ、その上に食器を置いて使うだけ
- 滑り止め効果の高い素材なので器をしっかりグリップし、片手でも食事が楽しめる
- 熱にも強く衛生的で安全なマットです
- 39cm×29cmのゆったりサイズで使いやすい(ミニサイズもある)
- くるくる丸めて持ち運べるので、外食時にも使いやすい
- 食洗機の使用が可能
- 煮沸消毒可能
【台和】茶碗まくら
「ノンスリップマットを使っても、高さのある茶碗は倒してしまいそうになる」という方には茶碗まくらがオススメ。
ノンスリップマットと同じ『台和』から販売されている、茶碗の滑り止めになります。
茶碗まくらという商品名ですが茶碗以外にも使用できます。
茶碗・お椀ぐらいの大きさだと「Sサイズ」、どんぶりやラーメン鉢などの深めの食器なら「Mサイズ」というように、サイズによって適している器も違ってきます。
ドーナツ状になっている穴の部分に茶碗などを入れるだけですが、高さが2.5~3cmあるので安定感バッチリ。(高さはサイズにより異なります。)
卵を溶く時やゴマをする時などにも有効に使えるので、調理の補助具としても役立ちます。
- 茶碗、お椀だけでなく、どんぶりやラーメン鉢などにも使えるサイズ(S・Mの2種類)
- 食べる時だけでなく、卵を溶くなどの調理の補助具としても使える
- 手が震える方や力が入りづらい方にも有効
- 食洗機、乾燥機の使用が可能
- 煮沸消毒可能
キャップオープナー
日常生活でペットボトルの飲み物を飲むことは結構あったりしますよね。でも、未開封のペットボトルのキャップを開ける時は片手ではなかなか大変です。
ペットボトルを脇や太ももに挟んで固定してキャップを回すと、片手での開栓も出来なくはないですが、ペットボトルが滑って回ってしまい開けられなかったり、挟む力が強すぎて開いた瞬間に中身が飛び出ないか心配になったりしますよね。
そんな時には、ペットボトルのキャップを片手でも簡単に開けられる「キャップオープナー」が便利。
キャップオープナーを壁や冷蔵庫の扉などに固定し、ペットボトルのキャップを差し込めば後は片手でペットボトルを回すだけ。
ペットボトルの飲み物をよく飲まれる方には重宝するかもしれません。
【サカエ化成】スマイルオープナー
カラフルな色と笑顔が印象的なキャップオープナーで、本体の裏側に吸盤が3つあり、冷蔵庫の扉など凹凸のない平らな面に固定させて使います。
ペットボトルのキャップをオープナーの口にしっかりと差し込んだら、左に1回転させるだけ。
これだけで簡単にペットボトルのキャップを開けることができます。
コンパクトなサイズ(直径6.5cm×奥行4cm程)なので、場所を取らずに設置できるのもいいですね。
過去にテレビ番組「ヒルナンデス」でも取り上げられたことがある商品で、とちぎデザイン大賞優秀賞も受賞しています。



個人的には、いろんな動物の顔シリーズがあると面白いなぁ~と思ってます。
- 3つの吸盤でしっかり固定
- 冷蔵庫や壁、引き出しなど、凹凸のない平らな面に取り付けて使用できる
- 片手で簡単にペットボトルのキャップを開けることができるので、高齢者だけでなく握力の弱い女性や子供にも有効



「色が明るすぎてちょっと…」という方は、落ち着いた色合いの『スマイルオープナーネオ』もあります。
調理の際に役立つ商品
調理をするとなるとどの工程も基本的に両手を使うので、片麻痺の方は非常に大変です。調理をするのに役立つ商品は色々ありますが、それらを紹介する前にまずは調理をしやすくする工夫をいくつか紹介します。
【調理をしやすくする工夫】
- 硬い食材は電子レンジで少し柔らかくしてから切ると調理しやすい
- まな板が滑りそうなら、まな板の下に濡れたふきんを敷くことで滑りを抑えれらる
- ウインナーやキュウリ、マッシュルームなどの食材はゆで卵のスライサーでカットする
- 菜箸が使いづらい場合は代わりにトングを使う
- スライサーの下に滑り止めマットを敷いてスライスする。千切りもできるスライサーなら楽に千切りできる
- 肉などの切りにくい食材はハサミを使って切る
などがあり、このような工夫をすることで調理がしやすくなります。
調理の工程は多いので、上記の工夫だけではもちろん調理はできません。
調理用の介護用品は、食事用の介護用品に比べて少ないですが、片麻痺の方でも調理がしやすくなるよう工夫された商品を使えば、調理の際にかかる負担やイライラは軽減できると思います。
それでは、調理に役立つ商品を紹介していきたいと思います。
片手で調理ができるまな板
食材を切る時には、「片方の手で食材が動かないように抑えて、もう片方の手で切る」という動作になりますが、片麻痺の場合、麻痺していない手で包丁を持ってしまうと食材を抑えることができません。
また、「切る」だけでなく「皮をむく」という作業の時も同様です。
その悩みを解決するものとして、「食材が動かないように抑える」という機能が付いたまな板があります。
「ピンに刺して固定させる」「コーナーエッジで食材を固定させる」「挟み込んで固定させる」などといった方法ができるまな板で、片手での調理を助けてくれます。
【相模ゴム工業】ワンハンド調理台
「片麻痺の方」「関節可動域に制限がある方」「握力の弱い高齢者、障がい者の方」などに向けて作られた調理台。
2本のサポートピンと固定板の間に、食材を挟みレバーで固定することで、片手で食材を切ることができます。また、食材だけでなくボウルなどの調理器具も挟んで固定することもできるのも特徴。
サポートピンと固定板は差し替えられるようになっているので、左右どちらの手でも使用できます。
他にも、9本のステンレスピンに食材を刺せば切ることもできるし、皮むきもできます。
調理台の裏には吸盤が付いていて、使用中に調理台がずれないよう工夫されているので、吸盤をしっかりと引っ付けられれば安心感・安定感もアップ。
- サポートピンと固定板の間には、食材だけでなく調理器具も固定できる
- ステンレスピンに食材を刺せば、皮むきもできる
- 右手・左手どちらでも使えるよう切り替えできる
- ステンレスピンが付いている部品を裏返してはめれば、ピンが無くなり広く使える
- 調理台の裏には吸盤が付いているのでしっかり固定できる
【アビリティーズ】ワンハンド調理板3
より使いやすくリニューアルされた「ワンハンド調理板3」。
食材の固定は、調理板に付いている「3本の釘」と「コーナーエッジ」で行い、食材に合わせて使い分けることで安定して固定できます。野菜は釘に刺せば皮もむきやすいです。
調理板裏の四隅にはシリコンゴムの滑り止めが付いているので、使用時のズレを抑えられます。
また、コーナーエッジを取り外せば調理台の上を広く使えるので、大きな野菜も切りやすい。



食洗機・乾燥機が使用できる点もいいですね。
- サイズは20cm×30cm
- 釘に食材を刺せば固定され、切りやすいし皮もむきやすい
- コーナーエッジを使えばパンにジャムやバターを塗ったり、カットもできる
- コーナーエッジは取り外し可能
- 調理板の裏(四隅)にはシリコンゴムの滑り止め付き
- 耐熱加工されているので、食洗機、乾燥機が使用可能
- 釘にはカバーが付いていて、釘カバーは包丁立てにもなる
【九セラ】サポプレート
前記の2商品と違い、まな板に部品は一切ついていないですが、まな板がゴムのような素材でできていて食材が滑りにくいので安定して調理がしやすいです。特に食材の平らな面をまな板に当てると滑り止めがしっかり働きます。
裏面も表面と同じ素材になっているので、使用中もまな板が滑りにくく安心感を持って使用できます。
丸い形の食材などは、特に一切り目は切りにくさがあると思うので、その場合は次に紹介するクックサポ120を使うのも良いです。
- ゴムのような素材で食材が滑りにくい
- 裏面もゴムのような素材なので動いてしまう心配が少ない
- 食洗機が使用可能
- 抗菌加工
【九セラ】クックサポ120
クックサポ120は12cm四方とサイズが小さくまな板のような形はしていませんが、食材を切る為のまな板になります。
丸い食材だけでなく棒状の食材も転がらないように安定させる造りになっていて、片手で切ったり皮をむいたりできます。
ピンに刺して固定するのではなく置くだけなので、前項で紹介したようなまな板ほど固定した時の安定感はありません。(薄く輪切りにするなどは難しいです。)



それでも、ちょっと使いたい時にサッと出して使えるコンパクトさは良いですね。
- 食材をくぼみ部分に固定することで安定させる
- 丸い食材だけでなく棒状の食材も固定できる
- 裏面には滑り止め付き
- 食洗機・乾燥機は使用不可
- 酸素系漂白・塩素系漂白が使用可能
- 抗菌加工
まとめ
今回は、片麻痺の方の食事・調理をサポートする商品をご紹介しました。
特に「食べること」は人生においても楽しみのひとつだと思います。
その「食べること」が嫌になってしまわないように、今回紹介したような介護用品をうまく活用して、食事を楽しめるようにしてほしいなと思います。










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