佐藤さん (介護者)駐車ブレーキの掛け忘れを時々見かけるので転倒してしまわないか心配。



歩行器に掴まって立ち上がるクセがあるので、その際に駐車ブレーキが掛かっているか不安。
こんな声を介護現場では多く耳にします。
歩行器を使う際の心配事としてよくある「駐車ブレーキの掛け忘れ」。
歩行器の座面に座る時は駐車ブレーキを掛けていないと、歩行器が動いてしまって座面に座り損ねて転倒する。
また、本来はやめさせた方がいい「歩行器に掴まっての立ち上がり」も駐車ブレーキを掛かけていないと転倒のリスクが高まります。
この悩みを解決できる歩行器が『ジスタ』という商品です。
出典:株式会社 幸和製作所
https://kowa-seisakusho.co.jp/tacaof/
このジスタは2024年3月に幸和製作所から発売された歩行器で、「駐車ブレーキの操作が必要ない」というのが最大の特徴で今までになかった歩行器です。
それでは、次世代のスタンダードになるようにと名付けられたジスタの特徴を紹介したいと思います。
①駐車ブレーキの操作がいらない
「駐車ブレーキの操作がいらない」とはどういうことか。
それはグリップを握ると駐車ブレーキが解除され、グリップから手を離すと駐車ブレーキが掛かるという仕組みになっているんです。
その構造はというと、グリップを握っていない時はグリップが少し上がっている状態で、この時は駐車ブレーキが掛かっています。
そしてグリップを握ると少し上がっていたグリップが下がることにより駐車ブレーキが解除されます。
出典:株式会社 幸和製作所
https://kowa-seisakusho.co.jp/tacaof/
この仕組みなら認知症でなかなか駐車ブレーキの掛け方を覚えられないという方でも安心して使うことができます。



でも、グリップを握ると駐車ブレーキが解除されるなら、座面に座る時にグリップを握ってしまった場合、歩行器が動いてしまうのでは?



いい質問ですね~。その対策としての機能は次項になります。
②座面を出した状態では駐車ブレーキは解除されない
座面を出しただけで駐車ブレーキは自動で掛かります。
ここで気になるのが、



座面を出して駐車ブレーキが掛かっても、クルッと後ろ向きになって座ろうとした時にグリップを握ったら駐車ブレーキが解除されてしまうのでは?
ということですが、その心配はいりません。
なぜなら、座面を出している間はグリップを握っても駐車ブレーキが解除されないようになっているからです。
この仕組みがあることで、安心して座面に座ることができます。



ここもきちんと考えて設計されているのが素晴らしいなと思いました。
③買い物かごを載せられる
全幅48㎝とコンパクトな歩行器ですが、買い物かごを載せて使えるようになっているので、歩行器のまま店内に入っていって買い物をすることができます。
出典:株式会社 幸和製作所
https://kowa-seisakusho.co.jp/tacaof/



歩行器を店の外に置いて買い物をしていると盗難にあわないか心配という方も安心。
④軽い荷物を掛けられるフックが付いている
荷物は最大積載荷重5㎏のバッグに入れることができますが、それ以外にもグリップの前方にあるフックに袋をかけることができます。フックの最大積載荷重は2㎏。
出典:株式会社 幸和製作所
https://kowa-seisakusho.co.jp/tacaof/
⑤杖ホルダーが付いている
歩行器で出かけた先で杖を使えるように、歩行器に杖ホルダーが付いています。
クリップ式なので、片手で簡単に杖の取り付け・取り外しができます。
出典:株式会社 幸和製作所
https://kowa-seisakusho.co.jp/tacaof/



「駐車ブレーキの操作が不要」以外にもいろいろ機能が付いているので使いやすいと思います。
歩行器は介護保険でレンタルすることができます。
駐車ブレーキの掛け忘れで転倒が心配な方は、ケアマネージャーや福祉用具貸与事業所に相談して試してみてください。















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