【杖をつくとカチカチと音がする】原因と解決方法はこれです!

ふくし
福祉用具専門相談員
福祉用具専門相談員15年目のふくしです。
出来ないことが出来るようになる商品・介護の助けになる役立つ商品は数多くあるけど、家族・サービス提供者を含め、介護の現場では知らない人が多いと実感。
少しでも利用者・介護者の負担やストレスを減らせるよう効果的な機能の活用方法や色々な介護用品を紹介していきたいと思っています。
佐藤さん    (介護者)

今まで杖を使っているのを見ていても特に音は無かったと思うけど、最近杖をつくたびにカチカチと音がする。

高橋さん    (介護者)

転倒予防に杖を使ってもらっているけど、家の中だと杖をつく音が気になる。

杖を使っている家族がいると、上記のようなことが気になる時があります。

ふくし

杖をつく時のカチカチ音は介護現場ではよくありますね。

また、杖を外で使う時には杖をつく音はほとんど気にならないと思いますが、家の中だと案外気になったりします。

そこで、この記事では杖をつく時に「カチカチ」と音が鳴る原因とその対処法、また杖をつく音を軽減させる商品についてご紹介したいと思います。

目次

杖をつくたびに「カチッ...カチッ...」と音が鳴る方はいませんか?

堤さん    (利用者)

最初は鳴っていなかったのに、気付いたら音が鳴るようになっていた。

ふくし

これ、原因はすごく単純なのですが、気付かない方が意外と多いんです。

実はこのカチカチ音のほとんどは「ナットの緩み」が原因です。

堤さん    (利用者)

えっ、杖にナットなんて付いてた?

ふくし

ありますよ。長さの調整ができる杖には。

現在販売されている杖のほとんどは長さを調整できる杖ですが、これらの杖には、調整後のガタつきを防ぐ為のナットが付いています。

そのナットが緩んでいる、もしくはナットが外れて杖先ゴムの方まで落ちてしまっている場合、カチカチと音が鳴ってしまうんです。(※写真参照)

ふくし

私のこれまでの経験上、カチカチ音の90%以上はこれが原因ですね。

その他の原因としては、杖先ゴムが擦り減って穴が開いてしまい、その穴から杖本体が出てしまっていることが考えられます。

しかし、15年以上介護の現場にいますが、このパターンは過去に5回も見てないと思います。

なので、カチカチ音が聞こえたら、まずナットが緩んでいないかチェックしましょう。

上記の【カチカチ音の原因】を読んでもらえば、対処法はおのずと分かると思いますが、「ナットの緩み」が原因の場合はナットを締め直すことです。

たったこれだけでカチカチ音は無くなります。ナットの緩みを定期的に確認して使用してください。

「杖先ゴムの擦り減り」のが原因の場合は、杖先ゴムを交換するだけです。

杖先ゴムの取り外し・取り付けは少し力がいると思いますが、交換方法はごく簡単で、外す時は杖先ゴムをしっかり持って左右に回しながら引っ張るだけ。つける時は杖先ゴムを左右に回しながらある程度杖にはめ込み、後は杖をついて上から体重をかけることで取り付けやすくなります。

ふくし

杖先ゴムが擦り減って穴が開いていると、地面を捉えるグリップ力が無くなり杖が滑りやすくなって危険なので、早急に杖先ゴムを交換しましょう。

屋内で杖をつくと、離れた部屋にいても音が響いて結構気になったりします。

そんな気になる音を軽減させる商品が「ふくよく 杖先 エチケットカバー」です。

杖先に取り付けるカバーで、カバーの中には衝撃吸収消音パッドが入っています。

実際、購入していただいた利用者家族から「杖をつく音が軽減されて良かった」と聞きました。が、「高い位置から杖をつけばどうしても音は大きくなる」とのことでした。

まぁ、その点はしょうがないですね。

ふくし

他にも、このエチケットカバーは以下のような使い方もできます。

それは外出時に行く場所が、靴を脱いで上がらないといけない場所だった場合です。

屋外で使用した杖をそのまま屋内で使用する際は、このカバーを取り付ければ、杖先を拭くことなく屋内でも気にせず杖を使うことができ、屋内を汚すことも防げます。

ふくし

一石二鳥の商品ですね。

毎日杖を使用するということは何千回、何万回と杖に振動・衝撃が伝わっているいうことなので、定期的にナットの緩みや杖先ゴムの状態を確認するようにしてください。

また、杖をつく音を軽減させたい場合は紹介したような商品を使って、音に対するストレスを軽減させてください。

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