
転倒予防に杖を使ってもらっているけど、家の中だと杖をつく音が気になる。
杖を外で使う時には杖をつく音はほとんど気にならないと思いますが、家の中だと案外気になったりします。
そこで、この記事では杖をつく音を軽減させる商品に加え、杖をつく時に「カチカチ」と音が鳴る原因とその対処法についてもご紹介したいと思います。
杖をつく音を軽減させる商品
杖先に取り付けるカバーで、カバーの中に衝撃吸収消音パッドが入っています。
屋外で使用した杖を屋内で使用する際に、このカバーを取り付けることで屋内を汚すことも防げます。
カチカチ音の原因
杖をつくたびに「カチッ...カチッ...」と音が鳴る。



最初は鳴っていなかったのに、しばらく使っていたら音が鳴るようになった。
とのこと。



これ、現場でよく見かけます。
実はこのカチカチ音の大半は「ナットの緩み」が原因です。
長さを調整できる杖にはガタつきを防ぐ為のナットが付いています。
そのナットが緩んでいる、もしくはナットが外れて杖先ゴムの方まで落ちてしまっている場合、カチカチと音が鳴ります。






その他の原因としては、杖先ゴムが擦り減って穴が開いてしまい、杖先ゴムの穴から杖が出てしまっていることが考えられます。
カチカチ音の対処法
上記の【カチカチ音の原因】を読んでもらえたら対処法はおのずと分かると思いますが、「ナットの緩み」が原因の場合はナットを締め直すことです。
たったこれだけでカチカチ音は無くなります。ナットの緩みを定期的に確認して使用してください。
「杖先ゴムの擦り減り」の場合は、杖先ゴムを交換するだけです。
杖先ゴムの取り外し・取り付けは少し力がいると思いますが、交換方法はごく簡単です。



杖先ゴムが擦り減って穴が開いていることに全く気付かず使い続けている方をたまに見かけます。
まとめ
杖をつく音を軽減させたい場合は紹介したような商品を使って、音に対するストレスを軽減させてください。
また、毎日杖を使用するということは何千回、何万回と杖に振動・衝撃が伝わっているいうことなので、定期的にナットの緩みや杖先ゴムの状態を確認するようにしてください。
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