目薬をさしやすくするグッズ

ふくし
福祉用具専門相談員
福祉用具専門相談員14年目のふくしです。
役に立つ介護用品や便利な機能が色々あるのに、介護の現場では知らない人が多いと実感。少しでも介護者の負担やストレスを減らせるよう効果的な機能の活用方法や色々な介護用品を紹介していきたいと思っています。
堤さん    (利用者)

処方箋で目薬をもらっているが、指先の力が弱く目薬の容器がつまみにくい。

高橋さん    (介護者)

目薬がうまくさせない。確実に目薬をさすのってむずかしい。

ふくし

目薬がうまくさせない問題ですね。

これは高齢者だけでなく、若い人でも該当する方はいるでしょう。

目薬をさす時、目の真上にちゃんと目薬がきているのか分からなかったり、目薬の先端がまつ毛に当たってしまいうまくさせなかったり、といったことに思い当たる方はいますか?

今回は目薬をうまくさせないという方に向けて、目薬をさしやすくするグッズを紹介したいと思います。

目次

まず、目薬の正しいさし方は以下のようになります。

STEP
手をしっかり洗う。

手に細菌などが付着していると、目薬の容器や目を汚染する可能性があります。

STEP
下まぶたを下げる(あかんべえをする)。

顔を真上に向け、目薬を持っていない方の手で下まぶたを軽く引き下げて、あかんべえの状態にする。

STEP
目薬をさす。

あかんべえの状態のまま、下げた下まぶたに目薬を落とすイメージで目薬をさす。この時、目薬の容器の先が目やまつ毛につかないように注意しましょう。

STEP
静かに目を閉じ、目薬をなじませる。

目薬をさした後は、目頭を軽く押さえ目を閉じながら1分くらいそのままにする。目をパチパチすると目薬が流れ出てしまうのでパチパチしない。最後に目のふちや皮膚についた余分な目薬はティッシュ等で拭きとる。

ふくし

目薬の容器の先が目やまつ毛についてしまうと、そこから細菌が目薬の容器内に入り込んで繁殖し、汚い目薬をさすことになるかもしれないので、目薬は清潔に保つようにしましょう。

目薬をさすのが苦手な人が、点眼補助具なしで目薬をさしやすくする方法があります。

それが「げんこつ点眼法」です。やり方は以下の通り。

STEP
利き手に目薬を持ち、利き手と逆の手でげんこつを作る。
STEP
げんこつの人差し指(第二関節から第三関節の間)を下まぶたに軽く押し付け、下まぶたを下へ引き下げる。
STEP
目薬を持った手をげんこつの上に乗せ目薬を安定させ点眼する。

この方法だと、安定感が増して狙いを定めやすいので点眼が成功しやすくなります。

それでもうまくいかない時は、次項で紹介する点眼補助具を使ってみるといいと思います。

らくらく点眼

目薬を安全・正確に点眼できる処方せん点眼液向けの点眼補助具です。

特徴
  • 点眼瓶の先端が眼に触れない高さに設計されているので、目やまぶたを傷つけず安全に点眼できる。
  • 顔にフィットしやすい丸みのある形状で、点眼瓶を正しい位置に固定でき、無駄なく点眼できる。
  • まぶたを手術していても手術痕に触れないような大きさ。
  • 柔らかいゴム素材の差込部により、多様な形状の点眼瓶に使用できる。

どうやって使うのか気になる方は、川本産業株式会社の商品ホームページに動画がありますので、そちらを確認してみてください。 → らくらく点眼(川本産業株式会社)

らくらく点眼Ⅲ

指先の力が弱く、目薬の容器を持ちにくい方でも軽くにぎるだけで点眼できる、処方せん点眼液専用の点眼補助具です。

特徴
  • 点眼瓶の先端が眼に触れない高さに設計されているので、目やまぶたを傷つけず安全に点眼できる。
  • 顔にフィットする形状で、ブレずに正しい位置に固定できるので、確実に点眼できる。
  • 指先の力が弱くて目薬の容器がつまみにくい方でも、手全体で軽く握るだけで簡単に点眼できる。

どうやって使うのか気になる方は、川本産業株式会社の商品ホームページに動画がありますので、そちらを確認してみてください。 → らくらく点眼Ⅲ(川本産業株式会社)

目薬がうまくさせない方は、目薬を無駄にしがちです。

目薬を確実にさせるようになれば、目薬を無駄にせず有効に使えるということに繋がるので、目薬がさしにくい方はげんこつ法や点眼補助グッズを使ってみてください。

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