おむつを使うようになると基本的には毎日おむつの処理をすることになります。
使用済みおむつを毎日ゴミ集積所に捨てられたらいいですが、ゴミ収集日は週に2回ぐらいなので収集日まではゴミ箱などに溜めておかなければいけません。
その際に一番気になるのはニオイだと思います。
ふた付きのゴミ箱に溜めておいてもその中でニオイがこもり、ふたを開け閉めするたびにニオイが漏れてしまうことも。
ふくし使用済みおむつの臭いは精神的負担になりますよね。
そこでこの記事では、使用済みおむつの臭い対策についてご紹介したいと思います。
排泄時の臭いの原因は2種類ある
排泄の際に発生する臭いは2種類あります。
まず一つ目はアンモニアの臭い。
これは皆さんよく聞くと思いますが、あまり掃除がされていない公衆トイレなどで嗅ぐことがあるツーンとした独特の臭いのことです。
そして二つ目は便に含まれる悪玉菌の臭い。
便の臭いに影響を与えるのが腸内細菌で、悪玉菌が多いほど便の臭いはきつくなります。
逆に言うと、便の臭いが普段よりもきついと感じる場合は、腸内の悪玉菌が増えて善玉菌とのバランスが崩れている(腸内環境が悪くなっている)というサインにもなります。
使用済みおむつの基本的な捨て方
おむつを捨てる時は、


これが基本的なおむつの捨て方になりますし、上記の流れで捨てている方は多いと思います。
①の段階で便が軟便だった場合はおむつに便が残らないようにすることはなかなか難しいと思いますが、軟便でない場合はできるだけおむつに便が付いていない状態で捨てるようにしてください。
便の臭いは日が経つにつれて強さが増すので、便自体をできる限り取り除くことが臭い対策のポイントになります。
しかし、それでも臭いが気になる方は次項からの対策を試してみてください。
使用済みおむつの臭いを抑える対策
①ふた付きのゴミ箱を使う
これはほとんどの方がやっていると思いますが、もしふたが付いていないゴミ箱に使用済みおむつを捨てている場合はふた付きのゴミ箱に捨てるようにしましょう。
ホームセンターなどで売っているものでも大丈夫ですが、ニオイ漏れをしっかりと防ぎたいのであればニオイ対策がされているふた付きのゴミ箱を使ってもいいと思います。



私が子供のおむつ処理の際に使っていたゴミ箱はニオイ漏れをあまり感じず大変重宝しました。
ちなみに使っていたゴミ箱はこれ⤵
②新聞紙で包む


新聞紙に使用されているインクにはカーボンが含まれています。
カーボンとは炭のことで、炭には臭いの分子を吸着して除去する性質があります。
また、新聞紙はセルロースという植物の繊維でできており、その繊維の隙間には臭気や湿気を吸着する性質があるので、新聞紙で包むことで消臭効果が得られるということです。
おむつを小さく丸めて新聞紙で包んだらビニール袋に入れて捨てる。
新聞紙を有効活用すれば、消臭グッズを新たに購入しなくて済むので経済的。



炭を使った消臭剤・脱臭剤がありますが、それと同じようなことですね。
③消臭剤として再活用できるものを一緒に入れる
普段の生活で使うもので、使い終わったあとに消臭剤として再活用できるものがあります。
それは
- 茶がら(お茶を入れた後、急須やティーバッグに残った茶葉)
- ドリップ後のコーヒーの粉
- 使い捨てカイロ
- 保冷剤
などが挙げられます。
それぞれ消臭剤として役立つ理由を見ていきましょう。
茶がら(お茶を入れた後、急須やティーバッグに残った茶葉)


茶がらに含まれるカテキンには悪臭物質と結合して中和させる消臭作用や、ニオイの原因菌の増殖を抑制する抗菌作用があります。
これらを発揮させるには茶がらを乾燥させてから使用するのが効果的だそうです。
乾燥した茶がらをオムツを捨てるゴミ箱の中に入れる。
これだけでゴミ箱の中のニオイを軽減させることができます。
茶がらを乾燥させないといけないという手間がかかりますが、普段よくお茶を飲まれるのであれば、普段の生活をしながらお金をかけず消臭剤を作ることができるということですね。
ドリップ後のコーヒーの粉


ドリップした後のコーヒーの粉(抽出かす)の表面には小さな穴がたくさんあり、アンモニアを吸着してくれます。
また、コーヒー豆は「酸性」でアンモニアは「アルカリ性」なので、一緒になることで中和反応が起こりニオイが消されるという仕組みです。
ドリップした後のコーヒーの粉(抽出かす)は水を切ってからおむつを捨てるゴミ箱の中に入れる。(乾燥させるよりもしっとり濡れている方がアンモニアの消臭効果は上がるそうです。)
これだけでゴミ箱の中のニオイを軽減させることができます。



普段ドリップでコーヒーを飲まれているのであれば、ニオイ対策を経済的に行えますね。
注意点としては、水を切ったコーヒーの粉(抽出かす)をゴミ箱に入れたら2~3日で捨てるようにしてください。
完全に乾燥させているわけではないので、コーヒーの粉が腐ってそこから臭いが発生することがあります。
使い捨てカイロ


使用済みの使い捨てカイロも消臭剤として再活用できます。
その理由はカイロの中に入っている活性炭。
活性炭には肉眼では見えない小さな穴が無数にあり、その穴が悪臭を引き寄せてキャッチすることでニオイを除去してくれます。
使い終わった使い捨てカイロをゴミ箱の中に入れることで消臭されるのですが、消臭効果をより高めるにはカイロを開封して中身を出すことがポイント。
寒い時期にカイロをよく使う方は、消臭剤として再活用することで臭いを抑えながら消臭剤を買うコストも抑えられます。
保冷剤


保冷剤も消臭剤として使えるものがあります。
それは消臭成分が配合されている保冷剤。
ものによっては「消臭剤として使える」というような文言が書いてあります。
消臭剤として再活用する方法は簡単で、保冷剤の中身を出してゴミ箱の中に入れるだけ。なんなら袋から出さなくても保冷剤の中身が見えるぐらいに袋を切ってそのままゴミ箱の中に入れるだけでもOK。
ケーキを買った時などに付いてくる保冷剤に、「消臭剤として使える」と書いてあればすぐにわかりますが、書いていない場合はそれが消臭剤として使えるかどうかわかりません。
冷蔵品・冷凍品を買った時に付いてくる保冷剤は「消臭剤として使える」と書いてあることは少ないように思うので、もし書いてあったら「ラッキー。消臭剤に再活用できるー。」ぐらいの気持ちでいいのかも。
④市販の消臭剤を使う
お金は掛かりますが一番簡単なのは市販の消臭剤を使うことでしょう。
消臭剤でニオイを抑えるなら、消臭力でおなじみのエステー株式会社から発売されている「エールズ 消臭力 おむつゴミ箱用」がオススメです。
お勧めする理由のひとつとして、エールズは介護現場特有のニオイに効く介護専用消臭剤だということ。
介護現場特有のニオイとは尿臭・便臭・加齢臭・汗臭、湿布の臭いなどさまざまな臭いが混ざったニオイのことです。
もうひとつの理由は「大人用」と明記されていること。
子供は4歳前後までおむつを使用すると思いますが、その子供と高齢者では便の臭いは違うと思います。
なので、大人を対象として作られているということが消臭効果が期待できると思うからです。
まとめ
おむつをゴミ箱に溜めておく時のニオイ対策として「①ふた付きのゴミ箱を使う」は必須といってもいいでしょう。
「②新聞紙で包む」と「③消臭剤として再活用できるものを一緒に入れる」はお財布にも優しいので、お金を掛けたくない方はぜひ試してみてください。
使用済みおむつの臭いが気になる方はこの記事を参考に対策してみてください。








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