この記事では福祉用具・介護用品を使用していて、ケガにつながりそうな行為やケガをしてしまった事例をご紹介します。
介護者の方は自分の家族が同じようなことをしてしまっていないか、日々の生活を思い出しながら見ていただけたら嬉しいです。
では、さっそく行きましょう。
今回の事例は入浴時です。
目次
【事例】シャワーチェアにつかまって浴槽をまたぎ、本体ごと転倒しそうになる
出典:公益財団法人テクノエイド協会(福祉用具「事故・ヒヤリハット」情報)
https://www.techno-aids.or.jp/hiyari/detail.php?id=269
浴槽から出る際に掴まるものが何も無かったので、洗い場に置いてあったシャワーチェアに掴まり、本体ごと転倒しそうになった、という事例です。
動作が不安定な人は、しっかり固定されていないものであったとしても、近くにあるものに掴まりがちです。
シャワーチェアに座っている状態から立ち上がる時は、シャワーチェアの肘掛けや座面を下に押すようにしながら動作すれば楽に立ち上がれるし安定感もありますが、誰も座っていないシャワーチェアを手すり替わりに頼るのは非常に危険です。
浴槽縁の跨ぎを安定して行える方法を紹介した記事もあるので、参考にしてみてください。
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今回の事例のような動作をされる方は、普段から立ち上がりや段差昇降などの際にしっかりと固定されていないものに掴まるという動作をやっているかもしれません。
逆に言えば、普段立ち上がりや段差昇降などの際にしっかりと固定されていないものに掴まる動作が見られた場合、入浴時に事例のような動作をしている可能性もありますので、介護者の方はそういう点も頭に入れながら利用者の動作を観察してみてください。
今まで不安なく行えていた動作も、加齢に伴う身体機能の衰えとともに徐々に不安定な動作になっていきます。
それに気づかずにいると事故が起こる可能性もあります。
日々の動作に注意することで事故を未然に防げるかもしれません。



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