【悩み】爪切りが大変(爪を切るのが怖い)

ふくし
福祉用具専門相談員
福祉用具専門相談員13年目のふくしです。
役に立つ介護用品や便利な機能が色々あるのに、介護の現場では知らない人が多いと実感。少しでも介護者の負担やストレスを減らせるよう効果的な機能の活用方法や色々な介護用品を紹介していきたいと思っています。
堤さん

細かいものが見えにくくなってきたので爪が切りにくいし時間もかかる

高橋さん    (介護者)

爪切りの介助を安全に行えるようにしたい

ふくし

歳を重ねると細かいものが見えにくくなったり指に力が入りにくくなったりしますよね。

ふくし

爪切りにも介護用というか、より安全に爪を切ることができるものがありますよ。

この記事では、「爪切りが大変」「爪切りが怖くなってきた」という方におすすめな爪切りをご紹介したいと思います。

目次

①ルーペ付き爪切り

爪切りをする際に切りたい部分が見えにくいという方には、爪切りの刃の部分がよく見えるようにルーペが付いている「ルーペ付き爪切り」がおすすめです。

爪切りの刃の部分が拡大されて見やすくなっているので、爪を切る時にどこを切っているかがよく見え安心して爪を切ることができます。

また、ルーペと一緒にLEDが付いている爪切りもあるので、爪を切る時に部屋の明るさが暗くて気になるという方はそちらが良いかと思います。

②電動爪削り

ルーペ付きの爪切りよりももっと安全に爪を切りたいという方におすすめなのは、爪を切らずに削るという「電動爪削り」です。

電動爪削りは、回転刃に爪を押し当てるだけで簡単きれいに爪を短くできます。

電動で回転刃があるとケガが心配という方もいると思いますが、回転刃は爪を差し込む小さな穴の中(奥)に引っ込んでいて、爪を奥に挿し込まなければ削れない設計になっているので、指が穴に触れるだけではケガをすることはありません。

また、爪を削って短くすることで綺麗な仕上がりになるのでヤスリを使って整える必要もありません。

まとめ

介護業界で働いていると、爪切りも家族やヘルパーさんにお願いして切ってもらっているという方をよく見ます。

爪切りも手伝ってもらうのは家族に申し訳ないと思われている高齢者の方は少なからずいると思います。

上記のような商品を使うことで、ご自身で爪を切れることができればいいですし、そうでなくても介護者の方が安心して安全に爪を切れるようになればいいなと思います。

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